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唾液の秘密
こんにちは。
残暑が厳しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
最近「口が渇きやすい」「口臭が気になる」という方をよく耳にしますが、皆さまはいかがですか?
このような症状は、マスクをしていることで鼻呼吸がしづらくなり、つい口呼吸をすることでドライマウス(口腔乾燥症)になってしまう事が原因の一つと考えられます。
そこで今回はお口の潤いに欠かせない「唾液(だ液)」についてお話します。
唾液には大きく分けて6つの役割があります。
①自浄作用
→汚れを洗い流す
②緩衝(かんしょう)作用
→口の中を虫歯になりにくい中性に保とうとする
③再石灰化作用
→虫歯になりかけた歯を修復する
④抗菌作用
→侵入してくる菌やウイルスに対して抵抗する
⑤消化作用
→食べ物に含まれるデンプンを唾液中の酵素(アミラーゼ)で分解
⑥潤滑作用
→口の保湿をし、食べ物を飲み込みやすくする
このように様々な作用をしている唾液が少なくなると、口臭がひどくなったり、口の中がヒリヒリと感じたりします。
また、虫歯や歯周病が進行しやすくなったり、風邪や感染症になりやすくもなります。
では、主な対策法は。
1.鼻呼吸をする
2.よく噛む
3.唾液腺のマッサージをする
などが挙げられます。
意外と簡単ですよね。
車の運転中や家事の合間に意識して鼻呼吸をしてみたり、時間をかけてしっかり噛んで食事してみたりするのも良いと思います。
唾液腺のマッサージもテレビを観ながら出来るくらい簡単なので、興味がある方は是非スタッフまでお声掛けください。
これから秋に向けて気温差が激しくなってきます。
お身体に気をつけてお過ごしください☆*°
KASAI